9/28に豊中保健所の職員が現状の説明のために当クリニックに来られました。

現時点では豊中保健所としてワクチンを一括購入して管理する予定は無いそうです。

豊中保健所からもワクチン製造メーカーに問い合わせたそうですが、メーカーとしては定期接種分としては充分に製造しており、今の時期はインフルエンザワクチンの製造に忙しくMRワクチン増産の予定は無いとの回答を得たそうです。

ワクチン不足の一因として昨年11月に北里第一三共製のワクチンの力価が下がる可能性があるため自主回収された事がありますが、製造工程を見直して再認可申請をしましたが認可されませんでしたので供給不足状態が続いています。

これほどワクチン不足にも関わらず関西空港の職員に対してどうして確保できたかは厚労省がパンデミック用に備蓄していたワクチンを使用したそうで、その備蓄ワクチンを出してもらえないか大阪府も交渉したようですが厚労省としてはパンデミックという認識ではなく出してもらえなかったそうなので今の混乱の原因は厚労省にもあると考えます。

豊中市保健所および大阪府としては現時点では可能な限りの対応はしていただいているようで、今後もワクチンの供給不足が解消するための努力はしていただけるそうです。

豊中市保健所では平成28年9月30日(金)14:00~15:30に豊中市すこやかプラザ1階 多目的室で市民講演会「予防接種を知ろう!~あなたも、わたしも守りたい~」を開催し、その時に18歳以上の方に無料で「麻疹・風疹の抗体検査」を実施しますが残念ながら既に定員に達したため募集は締め切られてしまいました。

風疹に関しては先天性風疹症候群の予防のために豊中市に住民票があって妊娠を希望する女性とそのパートナー、妊婦のパートナー(婚姻関係は問わない)(※ただし、抗体検査歴、予防接種歴、明らかな既往歴がある人を除きます。)に関しては無料で抗体検査が受けられ、抗体価が低い方には豊中市が予防接種費用の一部を助成してくれる制度があり、その時に使用するワクチンは麻疹と混合のMRワクチンを接種することが可能ですので、妊娠を希望する女性とそのパートナー、妊婦のパートナーに限定されますが先ずは保健所で風疹抗体価を無料で測定して抗体価が低ければMRワクチンを接種できますので麻疹の免疫も付けることができ一石二鳥ですので裏技として利用されるのも良いかもしれません。

詳しくは豊中市ホームページ「風しん予防接種費用助成について」をご覧下さい。