人間は皮脂を出して皮膚を保護、保湿していますが、更に皮膚常在菌の作用で弱酸性にして2重のバリアで病原体から守っています。

しかし石鹸、アルコールを使うと、この2重のバリアが剥がれてしまって病原体に弱い状態になってしまい、使い過ぎる事で手が荒れ、逆に病原体の温床になる可能性があります。

皮脂は水をはじきますし、病原体の数を感染しない程度に減らすだけで良いですので、通常は水洗いだけで十分で、石鹸やアルコールは明らかに汚染された物を触った時だけで構いません。

自宅内にも多くの菌やウイルスが居ますが、どれも共存していて無害なものばかりですが、有害なものを持ち込んでしまえば自宅内感染を起こす可能性がありますので、帰宅した時にはしっかりと石鹸で手洗いするようにしましょう。

究極的には手がどんなに汚染されていても粘膜に触れなければ接触感染しませんので、外出時は常に手が油まみれだと思って意識的に目・鼻・口を触らないようにして下さい。

余談ですが消毒液は悪い菌を殺しますが、創を治す細胞まで殺してしまうため創自体を消毒するのは間違いで、創の周りだけを消毒するのが正解ですが、菌やウイルスは至る所に居て無菌にできるはずが無いので消毒自体が無意味で、水道水で洗浄するだけで十分ですが、いまだに大学病院などでも不勉強な医師達が創を消毒しています。

ポビドンヨードうがいは喉に炎症がある時は同じ理由で逆効果で、予防的にも口内の善玉菌まで殺されて免疫が下がり、逆に風邪に引きやすくなりますので使用してはいけません。