受診された方に受診理由を尋ねると開口一番に「診断書が欲しい」という方が多くて辟易しています。

何度もお伝えしていますが診断書は診療を行い、診断結果に基づいて患者さんの希望があれば発行しますが当然、受診が必要な疾患や症状があるはずです。

診断書を希望して受診される方の中には身勝手な考えの方やお子さんが身勝手な行動をしていても口で注意することがあっても、身勝手な行動を止めさせるための行動をとらない人も多いです。

どういう躾を行うかは各家庭の問題ですが、家庭内では自由にやっていただいても構いませんが、他の人も利用する場では他の人に迷惑になりそうなことを慎むことを教える事も非常に重要な躾だと考えます。

受診した際に身勝手な行動をとる方は職場や学校でも身勝手な行動をとっている可能性も考えられ、そういう態度であるために主張が認められない可能性もあり、そういう方に診断書を発行するのは当クリニックの責任に関わる事も考えられますので、目に余る際は診療をお断りする事もありますのでご理解ください。

診断書を希望して受診される方は結局は自分や自分の家族だけがマスクやワクチンから逃れれば良いだけで、他人の事には関心が無い人も多く、それではコロナ脳の人たちと大差ないと思います。

マスクやワクチンを拒否するために診断書を求めて受診するという事が異常で、感染対策にならないマスクを強要されたり安全性が全く保障されていないワクチンを強要される方を少しでも救済しようと診断書の作成をさせていただいていますが、改めてどういう行動を取るべきか考えていただきたいと思います。

新型コロナワクチンは厚労省も任意接種であると言っており、強制は人権侵害でありパワーハラスメントです。

学校での集団接種は文科省としては行わない事は発表されましたが看護学校などでは強制されるケースも考えられ、職域接種でも強要や同調圧力が考えられます。

厚労省が発行している職域接種向け手引きにも「一人ひとりが接種を受けるかどうかを自ら決定するという考え方に基づき、接種に当たっては、本人の意思を確認するとともに、接種を強制することがないよう留意すること」と記載されていますので、それを守らないのであれば企業が国の補助で無料で職域接種する事はできず、企業負担になるはずですので、ワクチンを強要されたり同調圧力を受けそうな方は診断書を求めるのではなく、然るべき部署に相談されるべきだと思います。