これまで東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、大阪府、沖縄県に緊急事態宣言、北海道、福島県、石川県、愛知県、滋賀県、熊本県にまん延防止等緊急措置が出されていましたが本日から茨城県、栃木県、群馬県、静岡県、京都府、兵庫県、福岡県に緊急事態宣言、宮城県、富山県、山梨県、岐阜県、三重県、岡山県、広島県、香川県、愛媛県、鹿児島県にまん延防止等緊急措置が追加で出されました。

ECMOnetで公表されている8/19時点での各都道府県の人工呼吸器装着患者数と稼働率ですが、緊急事態宣言が継続する東京都 139件(54.5%)、埼玉県 42件(46.7%)、千葉県 73件(68.9%)、神奈川県 71件(62.3%)、大阪府 117件(47.2%)、沖縄県 17件(30.9%)、新たに緊急事態宣言が出された茨城県 9件(40.9%)、栃木県 17件(68.0%)、群馬県 4件(17.4%)、静岡県 3件(7.5%)、京都府 26件(53.1%)、兵庫県 20件(27.0%)、福岡県 21件(28.8%)、まん延防止等緊急措置が継続する北海道 20件(22.7%)、福島県 4件(16.7%)、石川県 2件(13.3%)、愛知県 28件(26.4%)、滋賀県 9件(30.0%)、熊本県 1件(6.3%)、新たにまん延防止等緊急措置が出される宮城県 5件(16.7%)、富山県 3件(17.6%)、山梨県 1件(12.5%)、岐阜県 2件(10.0%)、三重県 1件(9.1%)、岡山県 4件(9.3%)、広島県 12件(30.0%)、香川県 5件(23.8%)、愛媛県 1件(5.0%)、鹿児島県 2件(16.7%)です。

稼働率は各都道府県での受け入れ可能数によって変わるので参考程度にしてもらえばと思いますが、先日も指摘したように重症者は東京都・大阪府とそれらに接する府県だけでやや多いですが、それ以外の県ではそれほど居ません。

茨城県、群馬県、静岡県は人工呼吸器装着患者が10件も居ないのに緊急事態宣言が出され、追加でまん延防止等緊急措置が出された県も全て10件以下で稼働率も30%以下です。

緊急事態宣言・まん延防止等緊急措置を出す基準は全て感染者数のようで、不活化ウイルスでも陽性になり、数個のウイルスが付着していただけでも陽性になるPCRでほとんど判定が行われていますが、非常に多くの偽陽性が含まれていますので陽性者の推移だけで感染が拡大しているかどうかの判断をするのは異常です。

相変わらず若い人の感染者が増加していると煽りますが、これだけ煽れば元気な若者も心配になって検査を受けてみようと考え、検査する人が増えれば陽性者が見つかるのも当然です。

子供の陽性者が増え、家庭内感染も指摘されていますが、これまでインフルエンザで家庭内感染しても誰も気にしてませんでした。

誰から誰に感染したか特定できないので家庭内感染が増えていると言われていますが、それぞれが別々に外で感染した可能性も考えられます。

感染経路を追いかける事や無症状の濃厚接触者に検査を行うことは全く意味が無く、逆に感染が拡大しているかのような誤解を与えるため本当に止めてもらいたいと思います。