マスクをすると低酸素、二酸化炭素貯留などの弊害があり口呼吸になると口腔内が乾燥し、病原体と対抗するIgA抗体を含み殺菌作用のある唾液の分泌が悪くなり、高性能エアコンディショナーである鼻を通らずに直接、病原体が咽頭や気道に到達するため無症状者はマスクをすると感染のリスクが上がっていると考えられます。

しかし発熱、咳などの症状がある方は当然、飛沫に病原体が含まれているため必ずマスクをしないといけません。

マスクをしていれば良いと勘違いして、そのまま咳き込む人も多いですが皮膚との隙間から飛沫が出て感染を拡げる恐れがあるのでマスクをしていても肘の辺りで押さえて、できるだけ飛沫を拡げないようにする事も重要です。

当クリニックの投稿をしっかり読まずにマスクを完全に否定していると勘違いして、症状があるにも関わらずマスクせずに受診するという非常識な方が多く困っています。

無症状感染者が誰かに感染させる可能性は全く無いとは言えませんが、有症状者もほとんどが誰にも感染させていないため無症状感染者が誰かに感染させる可能性は極めて低く、無症状者は全て非感染者と考えて差し支えないと思われ、マスクをした方が感染のリスクは上がりますが、改めて言いますが有症状者の飛沫には病原体が含まれているため必ずマスクをする必要があります。