新型コロナ騒動が始まってから呼吸器感染症が全体に減少しウイルス干渉が原因と言われていますが、今年はRSウイルス感染が流行したためウイルス干渉は1年だけで一部で今シーズンはインフルエンザが流行ると言っている専門家も居ます。

しかし昨シーズンも新型コロナとインフルエンザとのツインデミックが起きると言う専門家が居ましたが起きませんでした。

常に参考にするべきは北半球と季節が反対の南半球です。

南半球では昨シーズンも寒い時期にインフルエンザが流行らなかったので当クリニックとしては昨シーズンにインフルエンザは流行しないと予測し的中させました。

今シーズンも南半球ではインフルエンザは流行しませんでしたので日本でも同様にインフルエンザは流行しないと思われますが、少し増加するとワクチンの供給不足が原因と煽る専門家が出てきて、新型コロナワクチンも接種すべきと誘導する恐れがありますので十分に注意してください。

当クリニックでは第4波は起きないと予想していましたが外れてしまいました。

外れた原因を考察しないと予想が外れても無かったことにする厚顔無恥で無責任な専門家と同じになってしまうため考察します。

第4波は西日本中心で東日本にはありません。

大阪に関して言いますと春先も涼しい日が多く梅雨入りも早かったため気温が比較的低かったことが原因だと思います。

東日本の気候はよく分かりませんが関東では例年通りに春先から気温が上がり、梅雨入りも例年通りだったために第4波が起きなかったのではないかと思います。

第5波は東京・大阪とその周辺の自治体にしか無いため明らかにオリンピック・パラリンピックの影響としか思えません。

更に台風が来て気温が低い日が多かったのも感染者増加に繋がった可能性が考えられます。

今月いっぱいで全国的に緊急事態宣言・まん延防止等重点措置がされますが、人出が減少していないのに感染者数が減少した原因を専門家は掴めていませんが、オリンピック・パラリンピックを開催していなければ本来は第5波は起きなかったはずなので、通常の感染者数に普通に戻っただけだと思われます。

通常の風邪と同じように再び寒くなってくると感染者が増えてきて第6波だと騒ぎだし忘年会・クリスマス・年末年始の帰省・新年会の自粛を言ってくることは予想されますが、他人が行動制限を指図する権利はありませんので、そういう雑念は気にする必要はありません。

人間らしい生活を取り戻すために普段からお伝えしているようにしっかりとした換気・トイレは必ず蓋をして流す・手で目鼻口を触らないという予防法を実践していただき、有症状者は自主的に自宅隔離し、無症状者はマスクをせずに楽しく会食して免疫を活性化し、家族とも楽しい思い出作りをして民衆の力で収束に向かわせるべきだと思います。