オミクロン株が弱毒化した理由として受容体がACE2ではなくなったのではないかと仮説を立て、調べているうちに国立感染症研究所の方とメールで少しやり取りさせていただきました。

その方は日本にPCRを導入する時にも尽力をされた方で、資料の中に「PCR検査でわかることは取ったその検体中に検出限界以上の遺伝子断片があるかないか、のみ」と感染を証明するものではないと断言されています。

新型コロナウイルス病原体検出マニュアルについて_0001

PCRのキットによってはスパイク蛋白質の遺伝子を検出するものもあるようなので、ワクチン接種して作られたスパイク蛋白質が咽頭粘膜に露出して偽陽性を起こす事が無いかと質問すると感染研の使用しているキットではワクチンに反応するものは無いと回答がありました。

下の図にあるようにワクチンはスパイク蛋白質の形成指示を出す遺伝子材料部分をウイルスから抽出して利用するとなっていますので、私の認識としてはワクチンとスパイク蛋白の遺伝子配列とは違うと思っていたので更にお聞きすると、ワクチンにはスパイク蛋白質の遺伝子配列全長を含んでいて、それを鋳型にしてヒトの細胞でスパイク蛋白質が作られるとの事でした。

COVID-19 mRNAワクチンが働く仕組み

 

改めて調べてみるとファイザーワクチンの説明資料が見つかり、そこにもしっかりと「mRNAワクチンはウイルス抗原の鋳型」と書いてありました。

https://www.pfizer-covid19-vaccine.jp/mRNA%E3%83%AF%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%B3%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6.pdf

今まではメッセンジャーなのでスパイク蛋白質の模型を作る情報だけを伝えるだけだと考えていて、そういうものを作るのは非常に難しいと思われるのに、どうしてわざわざmRNAワクチンにする必要があるかと思っていましたが、実際にはウイルス遺伝子のうちスパイク蛋白質を作らせる部分だけを切り取ってワクチンにしているので非常に簡単にでき、いくらでも作れることになります。

ワクチンという名前に騙されていますが、実際にはスパイク蛋白質の遺伝子を体内に入れられていることになり、特にアストラゼネカ製のベクターワクチンは結果的にはDNAワクチンですので、接種した人のDNAにスパイク蛋白質の遺伝子が組み込まれてしまう事になります。

この事実を知っても、まだワクチン接種したいと考える人が居るでしょうか?

感染研のPCRキットでは検出しないと言われましたが、キットによっては咽頭粘膜に露出したワクチンによって作られたスパイク蛋白質を検出するものがあるかもしれません。