2020年の日本での死亡数はCOVID19騒動が始まったにも関わらず2019年より減少しましたが、2021年は2020年よりも67745人増えて145万人以上になり、増加数は東日本大震災のあった2011年の約55000人を上回って戦後最大になりました。

人口動態統計速報 2021.12

今年に入っても死亡者数が昨年を上回るペースで増え続けています。

人口動態統計速報 2022.08

2021年の死亡数は145万2289人で2年ぶりに増加して戦後最多でしたが、今年は更に上回るペースで増えていて、本年8月の1年間での自然増減数は70万人以上も減少していて、このままでは2年連続で死亡数も自然減数も更新される可能性が高いと思われます。

これまで毎週COVID19陽性者死亡数性・年齢階級の分かりやすいグラフを公表してくれていた国立社会保障・人口問題研究所がどういう訳か2022/9/19時点以降のデータを更新していませんが、厚労省発表のCOVID19陽性者累計死亡数は2022/10/26までで46274人ですが2021/12/31までの累計死亡数が18385人ですので2022/1/1~10/26の死亡数は27889人になりますが、これは他の要因で亡くなっても検査で陽性であればCOVID19死亡者にカウントされるので純粋な感染による死亡数ではありません。

日本での死亡数の増加はSARS-CoV-2ワクチン接種開始と共に増加しているため因果関係があると考えるのが自然と思いますが、SNSなどでワクチン推進派はワクチンのせいではなくCOVID19が原因と言う人がいますが、百歩譲ってCOVID19が原因で死亡が増えているとしてもワクチンに効果が無いと言え、推進派自らワクチンが不要と言ってるようなものです。

本年1~8月の累計死亡数は既に100万人以上になりますが、厚労省発表の2022/1/1~8/31のCOVID19陽性者死亡数は21487人ですので、これが全て感染者だったとしても残りの98万人ほどが他の原因で亡くなっている事になります。

SARS-CoV-2ワクチン接種者ではCOVID19以外の全死因も少なくなっていると主張する人が居ましたが、国民の8割以上がSARS-CoV-2ワクチンを2回接種していますのでSARS-CoV-2ワクチン接種者でCOVID19以外の全死因が減っている事も否定される事になります。

ワクチン推進派はそれでも亡くなっているのはワクチン非接種者ばかりだと主張するかもしれませんが、そうであればそれが分かる資料を提示してもらいたいと思います。

ワクチン接種していない子供の方が死亡が多いという報告があるようですが、子供の接種率は地域にも寄りますが比較的低く抑えられており、単純に数字だけで比較するのではなく、接種した子供と接種していない子供でそれぞれの総数と死亡した人数を比較する必要があり(接種して死亡した子供の数/接種した子供の数:接種せず死亡した子供の数/接種していない子供の数)、そうすると単純な数字では接種していない子供の方が死亡が多かったとしても、死亡率で考えれば接種した子供の方が高くなると考えられます。

厚労省データでは2022/10/18までの累計で10歳未満27人、10代12人のCOVID19死亡報告がありますが、10歳未満がやや増えてきているのは残念ですが本来、乳幼児は免疫が低く気道も狭いため呼吸器感染症は重症化しやすい傾向にあるため、ある程度は許容しないといけません。

何れにせよ累計でこの程度の死亡報告しかありませんので、子供にとってはCOVID19は恐れる疾患ではなくSARS-CoV-2ワクチンの方が危険と思われますが、子供にまでワクチンを接種させたい勢力が分母を無視して非接種者の方が死亡が多いという単なる数字の比較だけでワクチンに効果があるかのような印象操作を行っています。

ワクチン非接種者はワクチンの効果に疑問があり、メリットとデメリットを考えた場合、ワクチン接種の方がデメリットが大きいと考えたため接種しておらず、もしCOVID19で亡くなることがあっても許容しています。

ワクチン接種者はワクチンにメリットがあると考えて自主的に接種したと思いますので、それを否定しませんし接種した人は自分が重症化・死亡のリスクが抑えられているのであれば、それだけで良くないでしょうか?

そもそもワクチン接種は任意であり、他人がワクチン接種を強要したりワクチン接種していない人を非難する事は人権侵害と言えます。

一部でワクチン接種した人を断る店舗などがあるようですが、分断を作るだけですので非常に残念に思います。

誰もがそれぞれの人権を尊重し、対立するのは止めませんか?