日本以外ではマスクをしている人は稀ですが、ニューヨークでは犯罪者が防犯カメラで認識させないためにマスクで顔を隠して店に押し入る事から、アダムス市長が入店する際はマスクを外すように声明を出しました。

何度もお伝えしているようにマスクはウイルスを含む飛沫をほぼ通さないため症状がある人は飛沫を拡げないためにしないといけませんが、肌との隙間からいくらでも飛沫が侵入するため予防効果は期待できません。

常時マスクする事で低酸素になり、補うために口呼吸になり、呼吸が浅くなる事で二酸化炭素が貯留し、二酸化炭素を排出させるために頻呼吸になり口内がどんどん乾燥します。

乾燥すると粘膜が傷付きやすくなり、気道の繊毛運動が妨げられ、異物の排除が妨げられます。

口内フローラの乱れから悪玉菌が増殖し、唾液には病原体と対抗するIgAが含まれていますが唾液が十分に出ていないためIgAも減少し口内が感染に弱くなり、高性能コンディショナーである鼻を通らず直接、喉に吸い込むため無症状者がマスクをすると感染しやすくなる可能性が考えられます。

肌と隙間があっても花粉の侵入は防ぐため花粉症の方はマスクは有効ですが、花粉症の原因は花粉自体ではなく花粉が割れて出てくるアレルゲンが原因ですので、花粉が付いても割れなくするために鼻腔にワセリンを塗る事で症状が緩和されます。

マスクはトリアージのタグと同じでマスクをしていると自分は感染者であると申告しているのと同じで、ニューヨークでは犯罪者に間違われますので何も症状が無い人はマスクを外しましょう。