麻疹が流行っていると相変わらずテレビが皆さんの不安を煽っていますが、国内で発生しているわけではなく、海外の流行地域からの渡航もしくは帰国者が持ち込んでいますので、そういう人と接する機会の無い方は感染のリスクはほぼありませんが、政府の間違った方針が麻疹の流行を作っていると考えられます。
麻疹も初期症状は一般の風邪と変わりませんが、既にお知らせしているように2025年4月から全てのARIは5類感染症ですので、当クリニックが提唱しているように風邪症状を認める方は『発症後5日、かつ解熱後2日』の自宅療養を行う必要がありますが、厚労省はARIを5類感染症にしたにも関わらず自宅療養を課さないため、多くの人は風邪症状があっても市販の風邪薬を飲むなどして出歩いて感染を拡大させています。
麻疹だったとしても初期症状は一般の風邪と区別が付きませんが、初期症状のうちに自宅療養をすれば感染拡大を防げますし、高熱が数日続くのであれば普通の風邪とは違うと考えられ医療機関を受診しても構いませんが、麻疹だったとしても有効な治療薬が無いので結局は対症療法しかなく、高熱が続いても脱水にならないようにしっかり水分補給をして様子を観るしかありません。
補償があれば仕事を休んで自宅療養すると思いますが、ARIを5類にするだけで何の補償もしない政府が結果的に感染拡大の原因を作っていると言えます。
COVID-19騒動の緊急事態宣言の際に飲食店に休業要請が出され、応じれば協力金が支給され、応じなかった場合は逆に過料が科されましたが、同じようにARIで自宅療養を行わなかった場合に過料を科せば、ほとんどの人が補償をもらって自宅療養すると考えられ、感染拡大も抑えられます。
小学校で麻疹が流行っているようですが両親共働きの場合、子供に症状があっても親が仕事を休んで看病できないため保育園・幼稚園・学校に行かせて感染を拡大させていると考えられ、子供が病気になった時に親が仕事を休む際も補償をすれば良いだけです。
補償があれば子供の看病のために親が仕事を休みやすくなり感染拡大も抑制できますが、ARIを5類にするだけで何の補償もしない政府が麻疹の流行を作っていると言えます。


