以前は1月から2月にかけて第4波が来るかもしれないとお知らせしていましたが、これは緊急事態宣言が出されることを予想してなくて年末年始に人の動きを抑えて感染拡大を少し抑えても、通常1月から2月に掛けて風邪症状が増えるため、行動制限を解除して陽性者が増えれば第4波だと騒ぐのではないかと予想しました。

しかし年末年始の行動制限に続いて緊急事態宣言が出されて行動制限が続けられることになったので谷ができずに、そのまま波が継続されました。

新規陽性者数は1/8をピークに下がっていますが、何度も言うように通常1月から2月に掛けて風邪症状が増えるため今回も本当は第3波ではなく単なる通常の波なので、このまま暖かくなれば風邪症状が減りますので次の波は来ないと思われます。

陽性者数が減っている事もからくりがあり、今までは濃厚接触者や感染経路を全て追いかけて魔女狩り、踏み絵のように無理矢理、陽性者を見つけていましたが、切りがないために濃厚接触者や感染経路を追いかけるのを止めて検査数自体が減ったため当然、陽性者が減っています。

更にPCRのCt値を下げてくれれば偽陽性が減って本当の感染者はそれほど居ない事が分かり、混乱を収束に向かわせることができると思われます。

そもそも今まで風邪を引いたりインフルエンザに罹っても感染経路が分かっていましたか?

これまでも会食したりコンサートなどのイベントに行った後に風邪を引いたりインフルエンザに罹っても感染経路や濃厚接触者を調べる事も無く誰も気に留めていませんでした。

感染者が移動すると感染が拡がるのは当然の事で、標準的予防策をすることでインフルエンザは新型コロナウイルス感染症が流行ってからは激減していますが、2019年ラグビーワールドカップで外国から多くに人が来たせいで、終わってからインフルエンザは増えました。

2014年に日本国内で海外渡航歴がない人でデング感染者が出ましたが、この時も感染経路不明と大騒ぎし、感染者が代々木公園で蚊に刺されたと話したため代々木公園が閉鎖されました。

2014年にFIFAブラジルワールドカップがあり、観戦に行った人が現地で感染したのに無症状のまま帰国し、この無症状感染者を刺した蚊が媒介したと考えられますが、そういう分析をする専門家は居らず、自然に収束しました。

どうして何もかも新型コロナウイルス感染症に特有の現象のように作り上げて混乱を拡げ続けるのか理解できません。

ほとんどの人は声を上げなくても今の方針の間違いに気付いていて繁華街での人出がそれほど減っていないのに陽性者が減っている事で緊急事態宣言に意味が無い事が分かりますし、そもそもいくつかの都府県だけに緊急事態宣言を出したとしても効果が期待できない事は明白です。

専門家や行政が間違いを認めて方向転換すれば混乱は直ぐに収束すると思いますが、これまでも一部の人間だけが声を上げても無視されていますので「王様の耳はロバの耳」や「裸の王様」の童話のように民衆が声を上げて認めさせないといけないと思います。