新型コロナが結合するACE2受容体は肺よりも腸管に多いため感染者の糞便中にもウイルスが排出されています。

消化液の影響でほとんどが不活化すると言われていますが活性のあるウイルスも含まれていて水中で長期間、活性を保つため、ノロウイルスなどの感染性胃腸炎対策にも繋がるためトイレは必ず蓋をして流す必要がある事を唱え続けてきました。

接触感染は手で目鼻口を触らなければ起きません。

空気感染・飛沫感染対策は換気しか無く、サーキュレーターを使用すると攪拌されて濃度が均一化するため効果的で、パーティションを使えば対流が妨げられ換気効率が悪化する事をシミュレーションして勉強会に来られた方には動画でお見せしています。

当クリニックは窓が無いため逆に換気するしか方法が無くオゾン発生器で空間除菌を行っています。

口臭は匂い粒子を含んだ飛沫が鼻に到達して感じますが、匂い粒子をウイルスに置き換えて口臭を感じない1mほどの距離でマスクせずに会話をする事で感染しない程度の量のウイルスを取り込んで感染せずに免疫が付く可能性があると考えました。

当クリニックではこれまで20人以上の新型コロナ抗原検査陽性者が居ましたが、マスクなどの防護具を全く使わずに患者さんと接していますので、知らないうちに感染して既に抗体を持っているかもしれないと思って調べてみましたが抗体はできていませんでした。

 

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当クリニックが推奨する感染対策を行えばマスクをしなくても滅多な事では感染しない事を証明した事になり報告させていただきます。