Twitterで当クリニックが子供のマスク禁止の診断書を作成する事を違法や営利目的と捉えて多くの心無い投稿をされて非常に驚きました。

自由診療にした理由として査定されるかもしれないという事もありますが、保険診療にした場合、大阪府内在住の高校生以下の方は1回500円で受診できますが、診断書は1通2200円(税込)ですので、診断した上でマスクと関連する症状が認められ、患者さんの求めに応じて診断書を発行すると総額2700円で済み、そうなると希望者が殺到する恐れがあります。

大阪府以外の方でもマスクの強要で苦しんでおられる子供さんが居られますので、住んでいる地域によって料金に差があるのもいけないので自由診療で対応する事にしました。

一般に診察料が1500円程度であれば文句を言う人はそれほど居ないと思いますが、3割負担であれば実際の診察料は5000円で個人負担が1500円というだけです。

自由診療で診断書込みで7700円(税込)という事は、保険診療で診断書を作成して約3500円と同等ですが、これが高額でしょうか?

あまり希望者が殺到せず、何とかこれぐらいなら払えそうという人が居るぐらいの絶妙なバランスと考えて7700円(税込)に設定しましたが、これを高額と捉えて善意なのに営利目的と糾弾する人が居る事が残念でなりません。

もし同じ事を権威者が行えばきっと賞賛され、7700円でも安いという人も出てくるかもしれず、当クリニックが無名であるため差別をしている事にもなります。

日本は国民皆保険のおかげで誰もが安く医療を受ける事ができますが、逆に安すぎて医療を軽々しく考える人も多く、ちょっとした事でも直ぐに受診する『コンビニ受診』が増えます。

風邪や胃腸炎などウイルス性疾患は基本的に治療薬が無く、通常は免疫力が回復すれば数日で改善するので受診する必要はほぼありませんが、医療費の自己負担が安いために安易な受診が増えてしまいます。

医療費の自己負担以外はほとんどが税金で賄われていますが、厚労省は医療費が高騰しているため医療機関を減らせば受診できなくなって医療費が抑えられると本気で考えていますが、発熱などを断る医療機関があるため対応する医療機関に患者が集中して医療逼迫が演出され、COVID19自宅療養患者の状態が悪化しても受け入れ拒否する医療機関があるため患者の重症化に繋がっているので、そういう医療機関が淘汰されれば誠実な医療機関だけが残り、皆さんのためになります

個人負担を上げれば受診しようとする人が減り、医療費を抑える事が可能ですが、医療が受けられなくなると反対する人が居ますが、どうしても必要ならお金の問題ではないので受診すると考えられ、減るのはほとんどが『コンビニ受診』で逆に適正な医療が提供できる事になり、風邪や胃腸炎程度なら通常は受診しなくても治る事も分かり、今回のCOVID19騒動のような混乱も起きなくなると思われますが、利権と既得権益を守る事しか考えない厚労省はこういう有効な対策をしようとしません。

今回のTwitterでの当クリニックに対する誹謗中傷は著名人が法的に問題があるかのような投稿をしたのをきっかけに信者が内容をよく確認せず一斉攻撃してきたと思いますが、COVID19騒動も権威者の言う事ばかり信用して少数意見を糾弾する構図と全く同じで非常に危険な思想です。

こんな事は今に始まった事ではなく10年以上前にまだFacebookやTwitterなどのSNSが無く、mixiが全盛期の時代にmixiの医療系コミュニティで信者の多い人に意見をすると、信者から一斉攻撃を受けた事があります。

それからはそういう人たちを相手にすると火に油を注ぐだけで嫌な思いをするだけで何も得るものは無く、自分のレベルも下がるため可哀想と思って相手にしない事にしました。

日本人が自分の頭で考えずに権威者にぶら下がって自分たちが正義で、それに反するものは全て悪だとする本質は昔からあり、これが国民性であるなら非常に残念な国民と言えます。

しかしちゃんと分かっている人も居ますので、そういう人たちを少しでも増やすためにも今後も皆さんに有用と思われる情報を発信していきたいと思います。

多くの人に知ってもらうために投稿していますので、当クリニックの投稿はいくらでも引用していただいて構いませんが、必ずしも全てが正しいとは思ってませんし、考えを押し付けるつもりもありませんので、投稿内容をご自身で判断していただき、質問にはお答えできませんのでご了承ください。

今後とも何卒、宜しくお願いします。

 

『訂正』

これまで「税抜」「税込」のどちらでも問題ないと思って「税抜」で表記していましたが、実際には「税込」での表記が義務付けられているようですので訂正させていただきます。