風邪の予防について(インフルエンザを含む)
風邪を起こすウィルスやインフルエンザウィルスは目に見えませんので、どこに居るかも分かりませんし知らないうちに体の中に入ってきて増殖し感染を起こす事があります。 予防に関しては、ウィルスは非常に小さいですのでマスクをしていても、ほんのわずかな隙間からでも進入してきますので、マスクをしていても少しでも隙間があれば全く効果がありません。 初めはマスクを隙間なくピッタリと付けていても動いたり話したりするだけでも直ぐに、ずれてしまうのでマスクはウィルスを吸い込むことを予防する効果は、ほとんど期待できません。 しかしエレベーターや満員電車の中など大勢の人が密着する可能性がある場所や患者のそばに居る時は近くで咳をされればウィルスを吸い込む危険が高いですので、話したりしてずれないようにだけ注意をすれば予防効果はあると思われます。 実際には咳の中には、そんなに沢山のウィルスは居らず、痰や唾に大量のウィルスが含まれていて、本来の主要な感染ルートは、くしゃみや咳をした時に手で口を抑えた際に手に付いたウィルスが口や鼻などから入る接触感染と言われていますので、手洗いの励行の方がよほど予防効果が期待できますが、マスクは無意識に口や鼻を触る事によって接触感染を起こす事を予防したり保温・保湿効果で喉や鼻の粘膜を守る効果はあると思われます。 うがいに関しては賛否両論ありますが、する時は、いきなりガラガラうがいをすると口の中にいるウィルスや菌を逆に喉に押し込む危険がありますので先に2回ほどブクブクうがいをしてからガラガラうがいを2回ほどするのが効果的です。 ガラガラうがいをする時はうがいをしながら「あいうえお」と声を出すようにすれば比較的すみずみまで、うがいできて効果的です。