インフルエンザ予防接種を受けられる方へ
インフルエンザウィルスは目に見えませんので、どこに居るかも分かりませんし知らないうちに体の中に入ってきて増殖し感染を起こす事があります。 インフルエンザワクチンは感染を抑える働きはありませんが、発熱や喉の痛みなどの症状を抑える効果があり、重症化を予防する効果があります。 インフルエンザ予防接種をしたからといって絶対にインフルエンザに罹らないというものでもありませんが、ある程度の発病を抑えて、発病しても重症化を防ぐ効果が期待できます。 接種回数は13歳未満は2回(2回目は4週後)、13歳以上は1回が推奨されており、ワクチンの予防効果が期待できるのは接種した(13歳未満の場合は2回接種した)、2週後から5カ月程度までと考えられています。 インフルエンザに罹った場合、発症から48時間以内に抗インフルエンザ薬を開始しますと発熱期間が通常、1~2日間、短縮され、ウィルス排出量も減少しますが、症状が出てから48時間以降に服用を開始しても十分な効果は期待できません。 当院では富士フィルムが開発した高感度のウィルス分析装置を導入していますので、感染初期でウィルス量が少ない時期でも診断が可能です。
詳しくは、インフルラボ ホームページ (http://influlab.jp/) をご覧下さい。